顎関節症の症状とは?

顎関節症になると、顎関節にはもちろん、全身に様々な症状があらわれるようになります。

顎の症状

顎関節症の症状としてはまず、顎関節やその周辺組織の異常が挙げられます。

比較的症状が軽いうちは顎に痛みを感じたり顎にしこりができたりする程度ですが、症状が進行してくると、顎を動かした時に顎関節に痛みを感じたり、顎関節に炎症が発生したりします。

顎関節に炎症が起こると、特に顎を動かしていなくても顎関節に痛みを感じることがあります。

また顎関節症になると、顎関節からクリック音や雑音がすることもあります。

具体的には「カクッ」とか「ガクッ」といった音で、口を開けたりしゃべったりするなど顎の関節を動かした際に、関節部分から音がするようになります。

ちなみに音が大きいから痛みも酷いのかというとそういうわけではなく、かなり大きな音がしても何の痛みも感じないという方もいらっしゃいます。

そして顎関節症がある程度進行してくると、次第に顎がゆがんできます。

人によって歪みの程度は異なりますが、顎関節症患者の中には顎だけではなく顔全体がゆがんでしまう方もいらっしゃいます。

具体的には、よく噛む側の口角が上がったり、目尻が下がったり、といったようにです。

この他にも顎関節症になると、顎関節の動きに異常が出たり、顎関節を脱臼したり、噛み合わせにずれが生じたりすることがあります。

全身の症状

顎関節症になると、顎関節だけではなく全身にも様々な症状があらわれるようになります。

顎関節症患者の多くは、顎の筋肉が緊張していたり、硬くなったりしています。

そうするとその緊張が肩や首の筋肉にまで広がって、肩こりや首こりが発生することがあります。

またそのほかにも、頭痛がしたり、頭が重い感じがしたり、めまいや耳鳴りがしたりすることもあります。

そしてさらに症状が進行してくると、顎の周辺や頭、顔がしびれてきたり、手がしびれてきたりします。

患者様によっては、自律神経失調症になり、動悸や息切れ、食欲不振といった全身症状があらわれる場合もあります。

その他の症状

顎関節症になると、上記のような症状以外にも様々な症状があらわれることがあります。

そしてその代表例ともいえるのが、うつ病です。

顎が歪んだままで咀嚼をしていると、脳に大きなストレスがかかります。

するとそれが原因となって、うつ病の症状があらわれることがあるのです。

また顎関節に炎症が起こっている場合や様々な全身症状が発生している場合、そのこと自体がストレスとなってなかなか寝付けなかったり、不眠症になってしまったりすることもあります。

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