顎関節症の専門の病院で治療すればどのくらいまで症状を良くできるの?

これから顎関節症の専門病院を受診しようという方にとって、辛い症状をどの程度にまで改善することができるかということはとても重要な問題です。

顎関節症の専門病院で治療をすればどのくらいまで症状を良くできるかということは、どのような治療を行うかによって大きく変わってきます。

保存療法の場合

保存療法によって顎関節症の治療を行う場合、その症状を根治させることは難しくなってきます。

というのも保存療法というのは顎関節症を治すのではなくそれ以上悪化させないようにするための治療であるため、顎関節症による症状がそれ以上酷くならなければ、ひとまず治療は成功ということになるのです。

具体的にはマウスピースを装着したりホットパックをしたり、消炎鎮痛剤や筋弛緩剤による対症療法を行ったりします。

ただそこまで重症でない場合には、こういった保存療法を行っているうちに顎関節やその周辺の症状が軽快し、自然治癒することもあります。

手術療法の場合

手術療法においては、関節腔洗浄法や関節鏡手術によって、顎関節症の原因となっている顎関節の治療を行っていきます。

顎関節の手術を行うことによって顎関節症の原因自体を取り除くことができるため、ほぼ確実に顎関節症の症状を良くすることができます。

ただし手術を行っても顎関節症になりやすい生活を続けていれば再び同じような症状が発生する可能性は十分にありますので、手術を受けた後は顎に悪い癖を治したり姿勢を良くしたりするなど、顎関節症を再発させないように努める必要があります。

歯科治療を行う場合

顎関節症は時に、虫歯やかみ合わせの悪さをはじめとする“歯の疾患”が原因となって発症することがあります。

そのため患者様の歯の状態によっては、歯科治療によって顎関節症の治療を行っていきます。

では、歯科治療を行う場合、どのくらいまで症状を良くすることができるのでしょうか。

顎関節症の原因が歯にある患者様に対して歯の治療を行った場合、ほとんどの方に症状の改善がみられます。

ただし歯の治療が完了すれば直ちに顎関節症の症状が治るのかというと、そういうわけではありません。

歯の治療をして顎関節症の原因を除去したうえで、噛み合わせの悪さや顎に悪い癖、姿勢の悪さ等が改善されてきて初めて、顎関節症の症状が良くなってくるのです。

 

以上のように顎関節症は、専門の病院でしっかりと治療を受けることによってその症状をかなり良くすることができます。

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