腱鞘炎の症状とは?

腱鞘炎になると、炎症が発生する部位によって様々な症状があらわれてきます。

肘の腱鞘炎

肘の腱鞘炎を発症した場合、肘の関節自体に痛みを感じることもあれば、肘から手首にかけて痛みが発生する場合もあります。

また腱鞘炎を発症して間もない頃は、肘や腕に痛みを感じません。

しかし症状は確実に進行しており、次第に指や手首が動かしにくくなったり、不自然な動きをするようになったりします。

肘の腱鞘炎は、指の腱鞘炎や手首の腱鞘炎と比べて自覚症状があまりないため、気づいたときにはかなり症状が進行している、ということも多いようです。

指の腱鞘炎

指の腱鞘炎になった場合、いわゆる“ばね指”のような症状が起こってきます。

指を曲げたり伸ばしたりする際に何かが引っかかるような感じがしたり、腫れや痛みが発生したりするのです。

そして次第に指が動かしにくくなってきて、無理に指を動かそうとすると、まるでバネをはじいたかのように指がピンッと伸びたり、指を動かすたびに関節から音がしたりするようになります。

指の腱鞘炎は慢性化しやすいため、異常を感じた場合はその部分を休ませ、無理をしないことが大切です。

手首の腱鞘炎

様々な部分に生じうる腱鞘炎の中でも特に多いのが、手首の腱鞘炎です。

手首に腱鞘炎が発生すると、まずは手首に腫れや痛みが生じます。

特に何かを握ったり掴んだりした際に、強い痛みを感じる傾向にあります。

ちなみに手首の腱鞘炎は、手首を酷使したこと以外に捻挫や打撲、ガングリオンが原因となって発生することもあります。

そして症状が進行してくると、手首の可動域が少なくなってしまうこともあります。

足の腱鞘炎

腱鞘炎というと手や指に起こるもの、というイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、足にも腱鞘炎が発生することがあります。

そして足に腱鞘炎が発生した場合、比較的軽度なものであれば関節部分が突っ張るような感じがしたり、軽い痛みを感じたりする程度の症状しかあらわれません。

しかし症状が徐々に進行してくると炎症が拡大し、ほんの少し関節を動かしただけでも強い痛みを感じるようになります。

そのため足に腱鞘炎と思われる症状があらわれた際には、無理をせず、しっかりと休養をすることが大切です。

 

以上のように、ひとくちに腱鞘炎と言っても、炎症が発生する場所によってあらわれる症状は実に様々です。

腱鞘炎は正しい治療をすることで慢性化を防ぐことができますので、疑わしい症状があらわれた場合は直ちに専門の病院を受診しましょう。

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