痛風の症状とは?

痛風になると、指の付け根の痛み等から始まって、最悪の場合には命にかかわるような重篤な症状があらわれることもあります。

初期症状

痛風の症状は、膝や指の付け根に発生する熱感や痛みから始まります。

この痛みは軽い熱感から始まることもあれば、ある日突然強い痛みを感じることもあります。

また痛みが出てからしばらくすると、関節等に炎症が出たり、ふと立ち上がった際に痛みを感じたりします。

そしてこの痛みは一定期間継続しますが、早ければ3日間、長くとも10日間程度で自然に治まります。

ただし痛みが治まったのは痛風が治ったからではなく、この発作的な痛みや腫れ、炎症は半年ごとや1年ごとに繰り返されます。

またこの間隔は、症状が進行するにつれて徐々に短くなっていきます。

ちなみに痛風の症状が出る部位ですが、足の親指の付け根が最も多いということがわかっています。

この段階で治療を開始すれば食事療法等によって痛風を治療することが可能ですので、気になる症状がある方はできるだけ早く痛風の専門の病院を受診されることをおすすめします。

症状の進行

痛風の症状が進行してくると、関節障害が発生することがあります。

そもそも痛風というのは体内に蓄積された尿酸が結晶化したものが関節部分で固まることによって発症する病気ですので、これが酷くなってくると、関節部分に肉芽腫組織が形成されてしまうことがあります。

痛風によって形成されるこの肉芽腫組織のことを痛風結節と言い、痛風結節ができると血行が悪くなって関節組織に障害が発生し、歩行に支障が出ることもあります。

そしてさらに症状が進行してくると、膝や足の指だけではなく肘や腕、手首などにも症状があらわれ、病名のように“風がふいただけでも激痛が走る”といった状態になってしまいます。

腎臓への影響

痛風を発症した場合に本当に怖いのは、腎臓への影響です。

上でも書いたように痛風は尿酸が原因となって発症するのですが、この尿酸は腎臓において処理されています。

痛風になるほどの量の尿酸が体内で生成されているということはそれだけ尿酸を処理している腎臓にも負担がかかっているということですので、腎臓に尿酸が蓄積された結果、腎層の機能が低下してしまうことがあります。

すると尿路結石を発症したり、最悪の場合には腎不全を起こして透析治療が必要になってしまったりすることもあるのです。

痛風は放置していると恐ろしい症状を呈することがある病気ですので、できるだけ早めに専門病院を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。

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