不妊の専門の病院ではどんな治療をしてくれるの?

不妊の専門の病院では、段階的な不妊治療を受けることができます。

ここでは、不妊の専門病院で受けることができる治療について、段階別にご紹介させていただきます。

ステップ1

不妊治療の第一段階は、様々な検査をして不妊の原因を究明するところから始まります。

具体的には卵管疎通性検査や頸管粘液検査、黄体ホルモン測定、LH-RHテスト、クラミジア抗体検査、抗精子抗体検査、精液検査、ホルモン検査等をしていきます。

そしてそのうえで今後の治療方針を立てるとともに、3か月間から6か月間程度は、タイミング法によって妊娠を期待します。

ステップ2

不妊治療の第二段階においては、薬を用いた治療を行っていきます。

例えば排卵障害がある場合には排卵誘発剤を注射したり内服したりして排卵を促しますし、男性因子や頸管因子によって不妊になっている場合には人工授精を行うこともあります。

また黄体ホルモンが十分に機能していない場合には黄体ホルモンを投与したりhCGを投与したりして、受精卵を着床しやすくします。

そして何が原因で不妊なのかが不明な場合に関しては、過排卵刺激をしたり卵管通水をしたりといったような、妊娠の確率を高める治療を行っていきます。

ステップ3

不妊治療の第三段階においては、手術等による治療が行われます。

検査結果やこれまでの治療からこのままでは妊娠の可能性が低いと判断された場合、あるいは卵管や子宮に異常がある場合、手術によってこれを改善していくのです。

具体的には、子宮内膜症や子宮筋腫、卵管因子、卵巣嚢腫などがある場合に、開腹術もしくは腹腔鏡術によってこれらの治療を行い、妊娠しやすくします。

これらの治療を行う場合、場合によっては子宮にメスを入れる必要があることもあるため、ある程度の年齢に達している方はできるだけ早めの決断が求められます。

ステップ4

ステップ1からステップ3までの治療を行っても妊娠しない場合、あるいは長期間不妊の場合、難治性の不妊の場合、体外受精や顕微授精などが検討されます。

不妊治療を専門的に行っている病院の中にはこの体外受精を得意とするところも多く存在し、不妊に悩む多くの夫婦がそういった専門病院で治療を受けています。

 

上記のように、不妊の専門の病院では、不妊の原因等に即した段階的な治療を受けることができます。

もちろん全ての患者様がこの通りに治療を進めていくというわけではなく、検査の結果自然妊娠が困難であると判断された場合には、ステップ2やステップ3から治療が開始されることもあります。

不妊治療専門病院ではそういったことも踏まえたうえで豊富な知識と経験を有する医師と相談をして治療方針を立て、治療をしていくことができるのです。

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