うつ病の専門の病院ではどんな治療をしてくれるの?

うつ病の治療は、患者様一人一人の状態に合わせて行っていく必要があります。

では、うつ病の専門の病院では、どういった治療をしてもらうことができるのでしょうか。

休養

うつ病を発症してしまった人にとって最も大切なのは、しっかりと休養するということです。

というのも、うつ病に罹患している人の脳は疲れ切っていて、生きていくためのエネルギーが著しく低下している状態にあります。

そこでまずはしっかりと休養し、脳はもちろん、体全体の疲れを癒す必要があるのです。

またうつ病になる人というのはどこか几帳面であったり神経質であったり、責任感が強かったりするため、「休む」ということ自体ができない場合もあります。

そこでうつ病の専門の病院ではまずこの考え方から改めさせ、「休むということも必要なのだ」ということを患者に説いていきます。

そしてうつ病になっている人の多くは、睡眠障害にも悩まされています。

しっかりとした睡眠をとることができていなければ、脳や身体の疲れを取ることもできません。

そのため必要がある場合には、睡眠薬を処方して十分な睡眠を確保していきます。

薬物療法

うつ病治療の中心ともいえるのが、薬物療法です。

うつ病になると、神経伝達物質の一種であるモノアミンが遊離し、モノアミンの受容体の働きに変化が生じてしまいます。

うつ病の治療では抗うつ薬を使用することによってモノアミンやその受容体の働きを正常化させ、その症状を改善していきます。

ちなみにうつ病の治療において処方されるお薬には抗うつ薬以外にも抗不安薬や睡眠薬、筋弛緩剤等様々な種類があり、その患者様に対してどういった薬を使用するのかという判断が、非常に重要になってきます。

行動療法

うつ病治療においては、行動療法(認知療法)が行われることもあります。

上でも書きましたが、うつ病の患者様は真面目すぎたり、責任感が強すぎたりする傾向があります。

そのためちょっとしたことで悩んだり罪責感を抱えたりして、うつ病を発症してしまうのです。

そこで行動療法においては患者様自身の考え方や物事の受け止め方を改善し、自分にとって気持ちが楽になるような考え方へと導いたり、気持ちをコントロールできるようにしていったりするのです。

 

以上のようにうつ病の専門の病院では、患者様ひとりひとりの状態に合わせ、様々な治療を受けることができます。

うつ病は早期診断・早期治療が肝心な病気ですので、疑わしい症状がみられた場合にはできるだけ早くうつ病の専門病院を受診するようにしましょう。

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